韓国の儒教精神を日本の教会に持ち込まれても・・・・
こんにちは、水野です。
30年前位でしょうか?韓国のメガチャーチが日本に進出してきました。その中で、教会成長や、弟子訓練を日本の教会に紹介して多くの日本の教会がそのシステムを導入しました。
その結果、教会には牧師などの指導者の層と信徒という従順する層が出来てしまい。牧師は牧師様として崇められ、信徒は牧師のビジョンを共有しそれに従順することを牧師から要求される事が多くなりました。
そして、多くの日本人信徒がその韓国的弟子訓練システムについていけなったように思われます。その根底にあるのは「韓国的儒教精神」のシステムを教会形成に持って来た事だと思います。
韓国でこの精神は理解でき、また、ケンチャネヨ(細かい事を気にするな)的な感覚があり、できることはするけれどできないことは出来ないで結構割り切りが出来ている民族が韓国民族であると私は考えます。(私の視点なので違うかもしれません違っていたらごめんなさい)
もちろん日本の文化を理解して日本宣教に力を入れている韓国系教会もたくさんあると思います。
日本人はというと、すごく真面目な人が多く、クリスチャンはその傾向が強いのではないかと思います。
韓国の儒教精神とともに過度の要求されたトレーニングを日本人に要求したら日本人は当初は真面目に取り組みます。できないならできないと言う人もいますが、できないことは自分の信仰が弱いからだと思い、限界以上に取り組みます。
そして、燃え尽きてしまいます。
日本人と韓国人は姿は似ているけれど精神面はとても異なる民族であると思います。
韓国で成功したから日本でも同じものを持って来てもうまくいかないのは仕方がないと思います。
牧師たちは韓国がだめなら、シンガポールやマレーシア、香港などのメガチャーチのシステムを日本の教会に導入しようとしていますが、うまく行っていないように私は見えてしまいます。
でも日本にも400年以上に10%近いクリスチャンがいた訳です。それはなぜ彼らはクリスチャンになったのかを研究し日本人に合ったクリスチャンの成長の学びを日本人の手でつくる必要があると思います。
外国のメガチャーチシステムを日本に導入するまえに「日本社会でクリスチャンはどのように生きていくべきなのか?」を祈りつつ時間をかけて見つけていく事が大切なのではないでしょうか?
そして欲を言うなら東京などの大都会ではなく、地方の小さな街の宣教が今後の日本には必要に思えてなりません。
そして、大きな群れを持つ時代ではなく小さな群れがとても大切な時代になっています。マスメディアの時代がソーシャルメディアの時代にクリスチャンも対応していかないと本当に孤立してしまうのではないかと思うのですが・・・・
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