貧しいマラウイの村が日本に蜂蜜を輸出したら・・・・
こんにちは、水野です。
2008年にマラウイの蜂蜜の輸入販売を開始しましたが、やはり産地に行く必要があると感じ、同年の秋にマラウイの生産地を訪問しました。
そこは藁葺き屋根の小さな家がたくさんあり、本当に何もない村でした。当時の建物といえば、選挙目当てで建築された工場で、中身は何もありませんでした。子供達はただ水汲みや薪をとって家の手伝いをしていました。
しかし、蜂蜜を日本で販売できることで、「援助だと好きなものを買えない。これで好きなものを買うことができる」と喜んでいました。
それから7年の月日が流れました。2015年に水害の被害がひどく、巣箱が流されたので、私はクラウドファンディングで巣箱の寄付を集め、そのお金を持って、生産地を訪問しました。
村はレンガの家に変わり、マラウイでは普及率9%と言う電気が開通していました。当時学校に通うことができなかった子供達は制服を着て学校に通っていました。
私はあまりの変化に驚きました。彼らは蜂蜜で資金を稼ぐことができ、当時、何もなかった工場には、機械がたくさん購入することができ、そこで、加工品を作り、マラウイ国内で販売していました。
2008年に貧困に苦しんでいた村が蜂蜜を日本に輸出販売することで、村が劇的に豊かになり、そして、国にインパクトを与えることができました。
わたしは今後マラウイだけではなく南スーダンの蜂蜜を日本に輸出してもらい日本で販売しています。そして、南スーダンの平和に貢献できればと思っています。
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