日本人が知らないインドはなぜIT国家になった意外な理由
(インド バンガロールの街) wikiより
こんにちは、水野です。
皆さんはインドというとどんなイメージがありますか?
やはりカレーのイメージが多いと思います。
しかし、インドは世界有数のIT大国であり、インド南部にあるバンガロールはアメリカのシリコンバレーを抜いて世界で一番注目されているIT都市となっている。
なぜインドはIT大国にったのか、多くの人はインド人はゼロを発明した国だから、数字とかにとても強い国民だからと思うだろう。
数年前、私が1年ぐらいある小さなキリスト教会に通っていたことがあった。その時に同じ教会で礼拝をささげていた、インド人夫婦がおり、結構仲良くなり、色々とインドのことを聞くことが出来た。
私は当時からインドはITがすごく発達しているのを知っていたので、彼に「なぜインドはITが急速に発達したんだい」と聞いてみた。
彼の答えはそれは「カースト制度にある」というシンプルな答えだった。
カースト制度とは何かというと調べてみました。
インドで生まれた独特の社会的身分制度のことで、インドでは「ヴァルナ」「ジャーティ」と呼ばれています。ヴァルナには、4つの階級が存在し、上からバラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラに分けられます。そしてジャーティは、カーストをさらにそれぞれの職業で細分化したものです。
始まりは、紀元前1500年頃にアーリヤ人がインドに移住するときに、征服層が3つのヴァルナを作り、先住民であるドラヴィダ人を当初の下位のヴァルナとしたことがきっかけです。
とありました。今で憲法により、職業選択の自由があるそうですが、実質カースト制度が残っているそうです。ですので、10年以上前は多くの人たちは先祖たちの仕事を継続するしかなかったそうです。
しかし、インドにITが普及してきました。このITがカースト制度の意識を変えることになります。それは、
ITは新しい産業ですのでカースト制度には論外な仕事で、ITはこの身分しか仕事がつけないという規則がないのです。それは、どの身分でも能力があればITの仕事に従事することができます。となれば、身分の低い地位のインド人もITの仕事に従事する事ができるのです。ですので身分が低いインド人がITにどんどん入ってきました。それと同時に技術もあがりわすが10数年で世界の有数のIT大国になったというのです。
そのインド人の友人はITの仕事をしていますが、インドでは苗字だと身分がわかってしまうので、名前しかわからないようなシステムになっているそうです。
あくまでもインド人の友人の話なのでどこまでが真意なのかわかりませんが、ITはインドの仕事の概念を変えてしまったことにあります。そして、彼らのハングリーさを私は見習うべきだと思いました。
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