イスラム国家のチェニジアで財産分与が男女平等へ
こんにちは、水野です。
イスラム国家チェニジアで西洋化の波が起こっています。
チェニジアは1950年代から一夫多妻制を禁止し、女性の参政権を認める等、イスラム国家としては最先端な国家でありました。
2011年のアラブの春では混乱がありましたが、唯一民主化が進んだ国といわれました。
選挙においては、議員数は男女平等であり、2017年にはチェニジア人の女性は外国人との結婚を認められました。
さらに家庭における夫の暴力においては厳しい罰則がもうけられるようになりました。
その中で男女平等において財産分与が大きな問題になっていました。
イスラム教では財産分与について「(遺産は)男児には女児の2人分と同額」ということが書かれており、男性は女性の2倍の財産が与えられるということが知られてます。
近年女性が財産分与において、平等にすることについてデモが行われていました。
チェニジアの大統領が財産の男女平等を認める声明をだしました。
チェニジアでは今後同性愛者を逮捕して死刑にする法案を廃止することも協議されているそうです。
日本ではイスラム教というとかなり厳格なイメージがありますが、西アフリカでこのようなことが起こっている事にとても驚きを覚えます。この流れが隣の国モロッコでも起こっているとの事、中東にこの流れが続くのか注目したい所です。
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