巨大中国EC企業アリババのアフリカ進出強化へ
こんにちは、水野です。
中国の電子商取引大手アリババの会長、ジャック・マウが模範的なアフリカのビジネスリーダーを支援するNetpreneur賞を設立すると発表した。
アリババは日本で言うBtoBを中心としたEC企業で日本で言えば卸売中心の楽天というイメージではないでしょうか。
アリババ国際サイトは、世界貿易B2Bのオンライン・マーケットプレイス。製品を持った企業(サプライヤー)と製品を仕入れたい企業(バイヤー)が取引先を求めて利用するマッチングサイト。
製品を持った企業がAlibaba.com上に自社のページを持ち、製品を掲載することで、世界のバイヤーへ自社製品を紹介、新たな取引先を世界中から探すことができる。もしくは、広告媒体、マーケティングツールとして活用することが可能。世界中の企業と情報交流を行うことで、世界に対してマーケティングリサーチを行うことができる。同業他社の価格や製品の品質などの情報を収集することで、自社の製品に反映したり、バイヤーとコミュニケーションを行うことで、新たな製品の開発のための意見を集めることができる。
バイヤー企業は掲載されている製品を検索し、仕入れたい製品を見つけた際に、サプライヤー企業へサイト内のチャット機能、電子メールなどを利用して問い合わせを行う。その後、双方での取引交渉を経て、製品を売買する。インターネットを利用することで世界間で企業同士のマッチングができ、商社を通さずに輸出入を行うことができるため、中小企業の世界販路開拓支援を行っているサイト。
アクセス数は月間60億PVを超え、そのうちの大多数が中国その他の主要製造国の売り手をサーチし取引を行う世界のバイヤーと輸入業者。アリババ国際サイトは、240余りの国家と地域から1,492万以上の登録ユーザーを保持している。
日本だと、Amazonや楽天というEC会社が目立つ。しかし、アフリカでこの頃活動を活発にしているのがアリババだ。7月のジンバブエの大統領選挙の投開票時期にジンバブエを訪問し、ジンバブエの大統領に謁見し協力関係を築いている。
そして今度は南アフリカ等で新しい起業家を発掘して支援して行くらしい。
日本は確かに経済大国だけれどもアフリカにおいては中国やインド、ロシアがイニシアチブをとるために激しい戦いをしている。中国は確かに強引な政策をアフリカに行い、影響力はあると思う。
しかし、上層部には受けが良いが、庶民ではあまりいいイメージをもたられていかといえば疑問だ。
その中で日本は青年海外協力隊等にみる草の根の働きが国に影響力がある。
日本は日本らしい活動で支援をしたら良いと思う。
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