汚職と腐敗のない国ランキング最新版から見る。日本はなんとこの順位
こんにちは、水野です。
今回は賄賂や腐敗についてのお話です。日本では特に「政治とカネ」の問題がよくニュースで耳にします。
ということは、日本はかなりの汚職の割合が高い国なんでしょうか?
最新版の世界賄賂指標からみてみたいと思います。
調査しているのはトランスペアレンシーインターナショナルというNGO団体です。
1995年から調査が始まりました。調査方法は公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、その度合を国際比較し、国別にランキングしたものである。 10の機関が調査した13種類のアンケート調査の報告書を統計処理して作成されています。
指数は、各団体の採点は最も清潔な状態を意味する10から、最も腐敗していることを示す0までの範囲です。
今回は2016年の報告書です。
2016年の出来事といえば、舛添東京都知事が政治資金問題で辞任した年です。そして、豊洲新市場の欠陥問題があった年です。
まずは世界のランキングです。
1番腐敗が少ない国はデンマークで1番腐敗が多い国はソマリアという結果でした。
アジアの順位を見てみます。
1位はニュージーランドで次に7位シンガポールという新興国が続きます。15位に香港で20位が日本です。2015年は18位でしたが2ランクダウンです。スコアも74から72にダウンしています。27位にブータンが65ポイントでランクインしています。軍事力が世界で一番ない国が腐敗指数も途上国としては高いのは本当に幸福の国なのかもしれませんね。もちろん最下位は北朝鮮です。世界ランクでもワースト3に入っています。
アフリカです、私はこの大陸はかなりランキングが100位以下の国が多いというのは予想していました。
しかし、35位ボツアナ 38位カーボベルデ 50位モーリシャス50位ルワンダ 53位ナミビア とアフリカで経済的に急成長している国が目立ちます。
しかし多くは30代から10代のポイントが目立ちます。最下位は紛争地域のソマリア 次に南スーダンとなりました。
Corruption Perceptions Index 2016 - Transparency International
2017年は激動の時代ですのでまた順位が変わる可能性があります。日本では森友問題加計問題と新たな政治とカネの問題がありましたのでそれがどれほど響くのか興味があります。
でも日本はまだまだ不正や汚職が世界的には少ない国なんだとつくづく思いました。
しかし、未来はわかりませんので、特に選挙などはよく考えて投票しないといけないのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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