アフリカ ケニア政府がキリスト教会の規制を検討
こんにちは、水野です。
ケニアの大統領がキリスト教会に対して規制を検討している等記事がありました。
2017年に教会などの合理化を政府は検討しているそうです。
ケニアはキリスト教会がとても多い。特に目につくのはフルゴスペルチャーチの看板だ。この教会はアッセンブリーの教会と思われる。田舎に行くとプレイヤーマウンテンという看板を見ると韓国のあるメガチャーチを想像してしまう。
ケニアの大統領就任式には聖書を手においてなされるそうで、それらを見てみるとケニアには多くのクリスチャンがいるのだろう。しかし、近年ケニアで癒しの伝道者が偽物ということが伝道者の妻から暴かれたりして、伝道者の不正が目につくようになった。
預言者が預言をしてトラブルになったケースも出て来て国が混乱をはじめているために政府が規制を検討している事と思われる。
他の記事でケニアのアッセンブリーのリーダーのコメントが出てくるが、牧師などの教職者のトレーニングの徹底をするとのことだが、しかし、特にアフリカや中南米に広がっている繁栄の神学の影響が強くなっているからであろう。
繁栄の神学を強調する牧師や伝道者が今不祥事が目立って来た。ケニアだけではなくクリスチャンが大多数を占める国で貧しい国はその影響を受ける事が多いと思う。そして、繁栄の神学は国を混乱しているケースがアフリカで目立つようになって来た。
今回のケニア政府の規制は世界のクリスチャンに対する警告でもあるように思える。私は聖霊様による癒しや奇跡を信じるし、個人預言も信じている、しかし、これらのことをあまりに強調しすぎると、神様の栄光よりも奇跡を起こした人が崇められる傾向も出てくるし、預言より世論をコントロールしてしまう傾向がある事は否定できない。
今、ケニアのペンテコステ派と福音派がこの規制を撤回できるように祈りをしているという。もちろん規制により神様の働きが制限されてしまう事は良くない事だ、しかし、繁栄の神学はあくまでも神学だ。大切なのは聖書の御言葉に忠実に歩むことだとおもう。聖書は経済的な成長だけを述べているわけではない。(もちろん主に従って経済的な祝福を得る事はあると思う)
ある牧師さんのブログでこんな記事があった。
イエス様が教えられたのは、
人の下に行くこと、人の後ろにつくこと…。
へりくだること、人に仕えること…。
別に成功しなくとも良い、失敗しても良い、
傷ついていても良い、汚れていても良い、
優しくなくても良い、立派でなくとも良い、
そんなことには関係なく、イエス様の愛と救いはある。
ひとりひとり神様の召しは違います。神様の召しに忠実にありたいものです。